双方向CATV [Community Antenna Television , Cable Television]

双方向CATVの概要

CATV(Cable Television)は、古くは地形難視地域で山の上に受信点を設け、地元まで引いたケーブルを、各家庭に分配する難視解消型から、区域外放送局を受信して、モアチャンネルサービスへと進化しました。


通信と放送の融合双方向
CATVは、何でもネットワーク

昭和60年に双方向型が許可されるようになり、通信サービスが可能となって、FM放送、アナログ放送、地上デジタル放送、CATVデジタル放送、高速データ通信、超高速データ通信などを一括して扱える、総合情報通信基盤として、難視解消とブロードバンド通信の両者を実現するため、非常に広く普及し現在に至っています。

営利を目的としない公設公営型と、営利を目的とした、民設民営型があります。

双方向CATVの特長


  1. アナログTV、デジタルTV、及び通信も全て対応できます。
  2. テレビの自主放送で行政情報や、地域情報が提供できます。
  3. 地域イントラネットと、共通設備部分が多いので、両者の総合整備費が低減できます。
  4. 高速、超高速インターネットが実現できます。
  5. 放送系と通信系の設備・人員の大部分が、兼用できるので、運営コストが低減できます。
  6. FM音声告知放送などで、緊急地震速報など、周知広報サービスが可能です。
  7. 全国に普及したCATV網をネットワークし、無料電話サービスなどの広域ネットワークと連携が可能です。
  8. 光ファイバーと同軸ケーブルの長所を生かした、設備効率の高いHFC型やFTTC型、オール光ファイバーで構築した、将来指向型のFTTH型もあり、目的に合わせて選択肢が豊富です。

CATVテレビ放送システム

CATV通信システム

CATVは全てOK
FM放送、アナログ放送、地上デジタル放送、CATVデジタル放送、高速データ通信、超高速データ通信、さらに、FM放送で防災情報も・・・

光ハイブリッド型CATVの種類

【HFC方式】

1ノード当たり500~1,000世帯をカバーするシステムで、ノードまで光ファイバケーブル、ノードから先は同軸アンプ5~6段縦続する方式。

【HFC64方式】

ノード以降に同軸アンプ(EAのみ)1~2段接続し64世帯までをカバーする方式で、HFC方式に比べ僅かなコストアップとなりますが、インターネットの高速化に柔軟に対応ができFTTHへの発展が比較的容易に行えます。

【FTTC方式】

ノード以降に同軸アンプを用いず加入者宅へ分配する方式であり、性能面でパフォーマンスは高いが、建設コストが高くなるのがネックとなります。

【64分配システムの例】

ノード以降同軸ケーブル幹線で4台のアンプに接続し、タップオフラインで道路の両側に存在する家屋に分配する。実際には家屋の存在がまばらで、この世帯数より少ないことが多い。

FTTH型CATV(2心方式)

テレビ系と通信系を2心の光ファイバーに分けて行う方式。光ファイバーと光カプラー(分配器)が各2個ずつ必要となるが、技術的には非常に安定しており、現在最も広く普及している。

FTTH型CATV(1心3波多重方式)

テレビ系と通信系を2心の光ファイバーに分けて行う方式。光ファイバーと光カプラー(分配器)が各2個ずつ必要となるが、技術的には非常に安定しており、現在最も広く普及している。

FTTHの宅内設備例

光ファイバーを映像用と通信用に分けそれぞれのONU(Optical Network Unit)で光→電気信号に変換し、テレビやPCに接続する。光ファイバーは絶縁体のため雷害が少ない。

FTTH型通信システム例

GE-PON (Gigabit Ether Net)

FTTHの代表的なシステムで現在最も普及している。各家庭で約100Mbpsのサービスが可能。

FTTH型施工例写真

断面図
整端架内配線
スーパーラーメン状態
機器内配線

光ハイブリッド型CATVの超高速インターネット

CATVによる超高速インターネット技術。

CATVインターネットは1ch当たり約30Mbpsの通信速度を持つ帯域を複数束ねて、より高速通信を可能とする。

4chでは約120Mbps、8chでは約220Mbpsの超高速インターネットを実現する。

一般のケーブルモデムと超高速ケーブルモデムの混在が出来る。

CATVの実績は、主な業務実績 : 情報化をご覧ください。